ずっと、ずーっと行きたいと願い続けていた長年の夢の場所——ついに出雲大社へ行ってきました!
実は出雲大社のお参りには、「先に稲佐の浜へ寄る」という、知っておくとぐっと参拝が深まる順番があるんです。この記事では、私が実際に巡った「稲佐の浜から始まるお参りの流れ」と「お清めの御砂のいただき方」、そして出雲大社の正しい参拝順序を、これから訪れる方の参考になるようにまとめました。
大阪から出雲大社へのアクセス(高速バス+レンタカー)
今回は大阪駅から高速バスに揺られること約5時間。車窓の景色が少しずつ変わっていくのを眺めているうちに、出雲市駅に到着しました。出雲大社は最寄り駅から少し距離があり、周辺の見どころ(稲佐の浜など)も点在しているので、駅でレンタカーを借りて回るのがスムーズでした。公共交通機関で巡る場合は、一畑電車やバスの時刻を事前に調べておくと安心です。
まずは「稲佐の浜」へ。お砂をいただく準備を
駅に着いて最初に向かったのは、出雲大社……ではなく、車で約25分の「稲佐の浜(いなさのはま)」です。
なぜ先にここへ向かうかというと、出雲大社の境内の奥にある「素鵞社(そがのやしろ)」でお清めの御砂をいただくには、まず稲佐の浜の砂を採って納めるのが古くからの習わしだからです。
この日のために、リュックには砂をすくう「スコップ」と「ビニール袋」を準備して行きました。手ですくってもいいのですが、スコップや大きめのスプーンがあると便利です。波打ち際で、波が打ち寄せてきたタイミングの砂をすくって袋へ。国譲り神話の舞台に立ち、潮風を感じながら「これからお参りさせていただきます」と心が引き締まる思いがしました。
出雲大社の正しい参拝順序
大切な砂を持って、いよいよ出雲大社の正門「二の鳥居(勢溜の大鳥居)」へ。テレビや雑誌で何度も見たあの景色を前に、長年の夢が叶った実感で胸がじーんと熱くなりました。
私が歩いた参拝の順序は、こんな流れです。これからお参りする方の参考にしてくださいね。
- 祓社(はらえのやしろ):下り参道の途中。まず日常の穢れを清めていただきます
- 祓橋(はらえのばし)→ 松の馬場:美しい参道を進みます
- 手水舎(ちょうずや):お手と口を清めます
- 銅鳥居(かねのとりい):神域の入り口
- 拝殿(はいでん):まずこちらでお参り
- 八足門(やつあしもん):御本殿の御前。ここから本殿に向かって手を合わせます
- 十九社(じゅうくしゃ):神在月に全国の神々が宿るとされるお社
- 素鵞社(そがのやしろ):御砂をいただく場所(後述)
- 神楽殿(かぐらでん):あの有名な大しめ縄
ひとつ覚えておきたいのが、**出雲大社の拝礼は「二礼四拍手一礼(二拝四拍手一拝)」**という点です。一般的な神社(二礼二拍手一礼)と拍手の数が違うので、ここはぜひ知っておきたい作法ですね。
素鵞社での「御砂」のいただき方
参拝の大切な目的が、一番奥に佇む素鵞社での御砂の交換です。手順はこうです。
まず素鵞社にお参りし、社の床下にある木箱に、稲佐の浜から持ってきた砂を納めます。そして、同じ木箱から清められた御砂をいただきます。このとき、自分が納めた砂よりも少ない量をいただくのがマナーとされています。
いただいた御砂は、お守りとして大切に持ち帰ったり、屋敷の土地や田畑に撒いて清めたりという信仰が古くからあるそうです。わが家でも、感謝を込めて敷地に撒かせていただこうと思っています。
最後は大しめ縄で有名な神楽殿へ。想像以上の迫力に、夢中で何枚も写真を撮ってしまいました。二の鳥居から一歩ずつ奥へ進むたびに心が洗われていくような、これまでに感じたことのない神聖な時間でした。夫と二人、これまでの30年に感謝し、これからの健康と幸せを願った最高の参拝になりました。
まとめ
出雲大社をより深くお参りするためのポイントを3つにまとめます。
- 先に稲佐の浜で砂を採る:素鵞社で御砂をいただくための古くからの習わし。スコップと袋を持参
- 参拝順序を押さえる:祓社からスタートし、拝殿→八足門→素鵞社→神楽殿へ。拝礼は「二礼四拍手一礼」
- 御砂は納めた量より少なめに:お守りや土地のお清めとして大切に持ち帰る
長年の夢だった出雲大社は、想像以上に優しく、力強く迎えてくれました。続く2日目の様子は「島根旅2日目。雨の神社巡りと足立美術館」にまとめています。旅の計画段階の記事「ずっと憧れていた場所へ。出雲大社への旅計画」とあわせて読んでみてくださいね。
本記事は2026年6月時点の体験・情報をもとにしています。参拝の作法には諸説あり、地域や社によって異なる場合があります。アクセスや各施設の情報は変更されることがあるので、お出かけ前に公式情報をご確認ください。



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