知り合いの方からいただいた、ミニ鉢植えの桜。つぼみが少しずつ膨らんで、毎日「今日はどこまで咲いたかな?」と眺めるのが、最近のささやかな楽しみでした。そして今日、ついにほぼ満開に!
外で見る桜も素敵ですが、家の中で静かに咲く姿を眺めるのは、また違ったワクワク感があります。一足お先に、おうちでお花見気分を味わっています。せっかくなので今日は、私たちが大好きな桜「ソメイヨシノ」について、ちょっと深掘りしてみたいと思います。知ると、毎年の桜がもっと愛おしくなりますよ。
ソメイヨシノは「全部クローン」って知っていましたか?
日本のお花見の主役といえば、ソメイヨシノ。実はこのソメイヨシノ、全国どこの木も“クローン”だというのをご存じでしょうか。私はこの話を知って、とても驚きました。
ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラという2種類の桜から生まれた栽培品種で、1995年の遺伝子研究によって、全国の木が遺伝的にほぼ同じ(クローン)であることが明らかになりました。種から自然に増えたのではなく、接ぎ木によって増やされてきたため、どの木も“元は同じ1本”の分身のような存在なんですね。
だからこそ、同じ地域のソメイヨシノは、気温などの条件がそろうといっせいに咲き、いっせいに散ります。あの「桜前線」や、満開からの潔い散り際の美しさは、クローンだからこそ生まれる光景だったんですね。
アメリカ・ワシントンの桜並木は、日本から贈られたもの
桜といえば、以前テレビで見たアメリカ・ワシントンの桜並木が、それはそれは見事で印象に残っています。実はあの桜、もとをたどると日本から贈られたものなんです。
1912年(明治45年)、日米の親善の証として、当時の東京市長・尾崎行雄からアメリカへ約3,000本の桜が贈られました。その桜が、ワシントンのポトマック川沿い(タイダルベイスン)に植えられ、今では毎年春に「全米桜祭り」が開かれるほどの名所に育っています。海を越えた桜が、100年以上たった今も人々を魅了しているなんて、なんだかロマンを感じますよね。
日本生まれのソメイヨシノが、遠いアメリカでも愛されている——そう思うと、近所で見上げる一本の桜にも、壮大な物語がつながっているように感じられます。
知ると、桜がもっと愛おしくなる
ソメイヨシノがクローンだと知ると、毎年あんなにみごとに咲きそろうのも納得です。そして、その美しさが海を越えてアメリカでも親しまれていると思うと、ますます桜が特別な存在に思えてきます。
わが家の小さな鉢植えの桜も、外の大きな桜も、ワシントンの桜並木も、もとをたどればどこかでつながっているのかもしれません。そんな想像をしながら眺めるお花見は、また格別です。明日は万博記念公園へ、太陽の塔と桜のコラボレーションを見に行く予定。大阪の春を、ゆるっと存分に味わってこようと思います。
まとめ
ソメイヨシノの豆知識をおさらいします。
- 全国のソメイヨシノは“クローン”:接ぎ木で増やされた、元は同じ1本の分身
- だから一斉に咲いて一斉に散る:桜前線や潔い散り際は、クローンならではの美しさ
- ワシントンの桜は日本から:1912年、東京市長・尾崎行雄が親善で贈った桜が名所に
身近な桜にまつわる物語を知ると、来年のお花見がもっと楽しみになりますね。大阪のお花見スポットは「大阪のお花見スポットまとめ」に、おでかけ予定の万博は「万博記念公園のお花見ガイド」にまとめています。
本記事は一般的に知られている情報をもとにまとめています。桜の起源や歴史については諸説あります。詳しく知りたい方は、各専門機関の情報もあわせてご確認ください。
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