50代の職務経歴書、手が止まる…「人生の棚卸し」を前に進めるヒント

面接の風景

これからの自分と向き合うために、今日は職務経歴書を書き始めました。でも、パソコンの画面を前にすると、手が止まってしまいます。そこに並ぶ年月の一行一行に、当時の景色や感情が、鮮やかによみがえってくるからです。

同じように、再就職で職務経歴書を前に固まってしまう方は、きっと少なくないはず。この記事では、私が「人生の棚卸し」をしながら感じたことと、書き進めるためのちょっとしたヒントをご紹介します。

一行ごとに思い出がよみがえる「人生の棚卸し」

高校を卒業し、緊張と希望で胸がいっぱいだった社会人初日のこと。初めて自分の力で稼ぎ、手にした初任給の重み。出産を機に一度家庭に入り、子育てに専念した日々。「そろそろ外へ出よう」と幼稚園入園をきっかけにパートを探したものの、なかなか思うようにいかず、社会との距離を感じて落ち込んだこともありました。

でも、そこで立ち止まらなかったのが、今の私に繋がっています。商業高校で学んだ簿記を再勉強し、まずは派遣会社に登録。そこから真面目にコツコツ積み上げた結果、直接雇用のお話をいただき、気がつけば20年という月日が流れていました。「ただの経歴」として書き出すには、あまりに濃密な時間です。

手が止まったときに、私が試したこと

思い出に浸るのも大切ですが、それだと書類は進みません(笑)。そこで、私なりに「前に進める工夫」をいくつか試してみました。同じように悩む方の参考になればうれしいです。

まずは、きれいに書こうとせず、箇条書きで「いつ・どこで・どんな仕事をしたか」を時系列に並べること。文章にするのは後回しで、まずは事実を書き出すだけ。そうすると、頭の中が整理されて、ぐっと進みやすくなりました。

次に、やってきた仕事の「内容」と「身につけたこと」を具体的に書くこと。私の場合は、経理・事務、そして登録販売者としての経験など。「ただ在籍していた」ではなく、「何ができるようになったか」を意識すると、自分の強みが見えてきます。

そして、ブランク(子育て期間など)を、マイナスとして書かないこと。その間に得たことや、復帰のために勉強したこと(私は簿記を学び直しました)を前向きに書くと、自分の歩みに自信が持てます。一人で難しいときは、ハローワークの相談員に見てもらうのもおすすめです(その体験は「ハローワークで履歴書を添削してもらった話」に書いています)。

振り返りは、自分を褒める時間でもある

こうして振り返ると、「あぁ、私なりに一生懸命頑張ってきたんだな」と、自分を少し褒めてあげたくなりました。職務経歴書づくりは、ただの作業ではなく、これまでの自分をねぎらう時間でもあるんですね。

書き終える頃には、次はどんな景色の中に飛び込みたいのか、もっとはっきり見えてくる気がします。やりたいことが定まらず迷ったときの整理法は「50代の再就職で迷ったときの気持ちの整理法」にもまとめているので、よかったらどうぞ。

まとめ

職務経歴書が進まないときのヒントです。

  1. まず箇条書きで時系列に:きれいな文章は後回し。事実を並べるだけで整理される
  2. 「できること」を具体的に:在籍歴より、身につけたスキルや経験を書く
  3. ブランクは前向きに:その間の学びや経験も、立派な歩み。迷ったらプロに相談を

焦らず、一行ずつ。自分の歩みを認めながら、次の一歩へ進んでいきたいですね。

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