ドラッグストアの塗り薬コーナーに立つと、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。先日、私も左足のすねに痒い湿疹がポツポツ出てしまい、お薬を買いに行ってきました。
このとき、登録販売者の知識とFP3級で勉強中の知識が「点と点」でつながる、ちょっとうれしい体験があったんです。この記事では、私が市販の塗り薬を選んだときの考え方と、「アンテドラッグ」という成分タイプのこと、そして対象の薬で使える「セルフメディケーション税制」について、わかりやすくお伝えしますね。
「アンテドラッグ」ってどんな塗り薬?
棚の前に立つと、皮膚炎用の塗り薬が本当にたくさん並んでいます。私が今回注目したのが、「アンテドラッグ」と呼ばれるタイプです。
アンテドラッグとは、患部で作用したあと、体内に吸収されると比較的おだやかな物質に分解されるように設計された成分のことをいいます。塗ったところでしっかりはたらき、体への広がりは抑えたい、という考え方から作られたものですね。市販のステロイド外用薬の中にも、このアンテドラッグタイプの成分を含む商品があります。
ただ、どのタイプが合うかは症状や部位、体質によって異なります。効き目や使い心地には個人差があるので、迷ったときはドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談してみてくださいね。私も「成分表を見比べて選ぶ」のがいちばん確実だと感じています。
市販の塗り薬を選ぶときに私が見るポイント
登録販売者として、塗り薬を選ぶときに私が確認しているポイントをいくつかご紹介します。
まず、パッケージ裏の成分表を見ること。商品名の印象だけでなく、どんな成分が入っているのかを確認すると、自分の症状に合っているか判断しやすくなります。
次に、ステロイド成分が入っている場合は「使い方の範囲」を守ること。市販のステロイド外用薬は、一般的に「短期間・狭い範囲での使用」が原則とされています。説明書(添付文書)に書かれた使用日数や使用部位の注意をよく読んで、その範囲で使うことが大切です。
そして、症状が改善しないときは自己判断で続けないこと。市販薬を5〜6日ほど使っても症状がよくならない場合は、漫然と使い続けず、皮膚科を受診するのが安心です。湿疹に見えても別の原因が隠れていることもあるので、「長引くときは専門家へ」を合言葉にしておくといいですね。
レシートは捨てないで!「セルフメディケーション税制」
お会計のとき、箱の「指定第二類医薬品」の表示を見て、今度はFP3級で勉強した知識が頭に浮かびました。「これ、セルフメディケーション税制の対象になるお薬かも!」と。
セルフメディケーション税制とは、かんたんにいうと「対象の市販薬を一定額より多く購入した場合に、税金の負担が軽くなることがある制度(医療費控除の特例)」です。対象商品にはパッケージやレシートに識別マークがついていることが多く、条件を満たすと確定申告で申告できる場合があります。
制度の細かい条件(対象金額や必要な健康診断の受診など)や金額は変わることがあるので、利用を考える場合は厚生労働省「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について」などの公的な情報で最新の内容を確認してくださいね。私は「対象になりそうなレシートはとりあえず保管しておく」ようにしています。問題集の文字が、実際のレシートを手にした瞬間に「あぁ、これか!」と腑に落ちる——大人の学び直しの醍醐味だなぁと、しみじみ感じた一日でした。
まとめ
最後に、市販の塗り薬選びのポイントを3つにまとめます。
- 「アンテドラッグ」など成分タイプを知る:成分表を見比べて、自分の症状に合うものを選ぶ
- ステロイド外用薬は使い方を守る:短期間・狭い範囲が原則。添付文書をよく読む
- 長引くときは受診、レシートは保管:5〜6日で改善しなければ皮膚科へ。対象薬はセルフメディケーション税制も活用
勉強した知識が日常で「点と点」としてつながる瞬間は、本当に晴れやかな気持ちになりますね。皆さんも、そんな体験はありませんか?
なお、暑い季節の健康管理については「赤ちゃんの熱中症対策」でも登録販売者目線でまとめているので、よかったらのぞいてみてください。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医薬品の効能・効果や税制上の取り扱いを保証するものではありません。症状や体質には個人差があります。医薬品の使用にあたっては添付文書をよく読み、不明点は医師・薬剤師にご相談ください。症状が続く・悪化する場合は皮膚科を受診してください。税制の詳細は国税庁など公的機関の最新情報をご確認ください。
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